20XX年 科学の進歩によって
人々は工業用の人型ロボットを生み出した
岩盤破壊用ロボット"ボンバーマン"は
ロボット工学第一人者ライト博士が開発した
「人間の役に立つロボット」の一体である
◆タウンタウン・巨大モニター前にて
(ボンバーマンの元へロールが駆け寄ってきて)
<ロール>
た 大変よ!
(モニターにワイリーの姿が映し出される)
<Dr.ワイリー>
わはははは!
ごきげんようショ君!
わしの名はワイリー!
天才科学者ワイリー博士だ!
突然だが ショ君!
わしは世界を征服することにした!
ぬはっ ぬはっ ぬはははは!
…こほん!
そこで だ! まず手始めに…
ライト!
キサマのロボットたちをいただく!!
(UFOに乗ったワイリーがモニターをぶち破って出現)
<Dr.ワイリー>
ぬはははは!
というわけでおとなしく… ん?
ボンバーマンか!
うぬぬ 欲しい! 欲しいが…
そのチャキチャキ具合が大っ嫌いなのだ!
キサマはいらん! ぬははははっ!
(ワイリーがUFOでライト研究所へ向かって飛び去っていく)
<ロール>
博士たちがねらわれているわ!
ボンバーマン 研究所へいそいで!
◆ライト博士の研究所にて
(ワイリーがUFOでライト博士のロボット達を捕らえて)
<Dr.ワイリー>
ぬははははっ ライト!
約束どおりこいつらはもらっていくぞ!
<ライト博士>
よせ ワイリー!
やめるんじゃ!
<Dr.ワイリー>
さらばだ!
ぬはははは!
(ワイリー、UFOで逃げ去る)
<ライト博士>
待て!
待つんじゃ ワイリー!
…くっ 何ということじゃ!
わしのロボットたちを使って
世界征服などと…
<ボンバーマン>
博士!
おらっちにまかせろってんだ!
<ライト博士>
ボンバーマン!?
うむ… うむむむ…
わかった… いいじゃろう!
こんなこともあろうかと…
用意はしてあるのじゃ!
(ボンバーマンが戦闘用ロボットに)
<ライト博士>
方向キーをつかって 爆弾をいろいろな
角度に投げわけることができるはずじゃ!
試してみるんじゃ!
◆タウンタウンステージのラストにて
<Dr.ワイリー>
ぬ!? 追いかけてきただと!?
ええい キサマと遊んでいるヒマはない!
(ワイリーはUFOで逃げ去り、代わりにプロトアイが現れる)
<Dr.ワイリー>
キサマはこいつと遊んでいろ!
ぬはははは!
◆ライト研究所にて(タウンタウンステージクリア後)
(モニターにワイリーがさらっていったライト博士のロボット達が映し出される)
<ロール>
みて! みんなが…
みんなが暴れだしちゃったの!
<ライト博士>
たのむ わしのロボットたちを…
おまえの仲間たちを止めてやってくれ!
世界の… 人類の平和のためじゃ!
たのんだぞ…! |